思考・哲学

少欲知足

欲は留まるところを知らない

「足るを知る」という言葉があります。

現状のままで満足し、多くを求めすぎないこと。

皆さんの、いま過ごしている場所をぐるりと見まわしてみると、意外なことに色々なものが横たわっていたり、散らかっていたりするのではないでしょうか。

私もどちらかというと整理整頓が苦手で本やメモ書きが周囲に積みあがっていることはあります。

意外なことに、私たちは毎日の生活の中で使っている「必需品」と呼ばれるものは本当にごくわずかで、ほかのものは「買ってしまって満足」というものも少なくないのではないでしょうか。

しかも、そういった類のものは、似たようなものをまた欲しがる傾向にある。

私は文房具が好きですが、勉強するときに使うシャープペンやボールペンは、その書き味や滑らかさで何本も試してみたくなり、ついには十本、二十本……となることもあります。

文房具の本質は「書く」ということにあるのに、それよりももっと枝葉のところにこだわり始めてしまう。

決して悪いことではありません。興味のあるものに多様性を見出して何度も試して使ってみたり、試行錯誤してみる過程で起こる「無駄」はまったく「無駄」ではありません。むしろ、必要なものとさえ言えます。

ただし、そのなかで、自分の今やっていることに無自覚であってはいけないと思います。

「気づいたら溜まっていた」というのが一番いけないですね。最近では「断捨離」という言葉も書籍やメディアで流行ってきていますが、断捨離しなければならないくらい多いものを抱えてしまうということそのものが問題だったわけです。

知らず知らずのうちに物が溜まってくると、思考のスペースも取られてしまいます。

では、どうすればよいのでしょう。

質の高いものを、少なく

日常で使うもの、趣味に使うちょっとした品を、必要最小限に、そして質を高くしてみるのはいかがでしょうか。

簡単には言いますが、質の高いものを必要最小限に揃えるというのは並大抵の感覚ではできません。

・質の高いものを自信を持って選ぶ奥の深さ
・「これを持ったらあとは他に要らない」という強い覚悟

資産を作っていく過程でも、「買ったものが価値を生み出すもの」を買うべきとよく言われていますね。

安い日用品を買って、それをただの物として扱っているだけでは日ごとに価値が下がっていってしまいます。

決して高いものを買いなさいというわけではありません。自分が納得のいく、質の高いものを持ち、その価値を十分に感じながら使っていくのがよいと思います。

それが最終的には良質な資産を築き上げる一つの要素となります。

自分が満足できるのが一番

他人に見せびらかすわけでもなく、羨望の眼で見られることを望むわけでもなく、自分が考え抜いて持った逸品を静かに持っている。

すると、いつの間にか同じような質の高い人たちが「良いものを持っているね」と周りに集まって、それが大きな財産になっていくのではないでしょうか。

「あの品物が欲しい」という感情は、少なく、しかし鋭く持つべきです。

もし、お子さんがいる家庭であれば、そのお子さんが欲しがっているもののなかで、質の良いものを早くから持たせてあげるのも一つだと思います。

それをいい加減に扱うのではなく、大事に大事に使うことを教えてあげる。そうすると自然と物の良し悪しの区別もしっかりしてきます。

会社勤めの方々は、男性ならば例えば靴を、女性なら鞄などでしょうか。

一生使えるものを見つける。そういうものは得てして高価なものですが、高価なものはそれだけ気品があり持っているだけで身が引き締まりますし、安物より雑に扱おうという気持ちにはならないでしょう。

気づくと、そういう物を持つだけで立ち居振る舞いまでもがしっかりしてくるものです。

私も、職業柄、学会に行ったり他の先生方とお話をする機会などにはスーツを着ていくことが多いものです。

スーツも靴も、数はとっても少ないですが、帰ってきたときにはそれを丁寧に手入れして、靴であれば磨き、スーツであればブラシをかけて風通しの良いところに置いておきたくなるくらいには質の良いものを選んでいます。

欲しいものが手に入ったあとにまた次のものが欲しくなるようでは、その品物は恐らく自分が本当に求めていたものではないのでしょう。

じっくり考え抜き、価値を創り出す財産として、正しく「欲しい」という感情を持ちましょう。

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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