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【辛抱の期間】100日まで頑張ってみる

はじめに

皆さんは新しいことを始めたときに、はじめから順風満帆だった、などということはないですよね。

どこかで「これは自分にとって合わないものなのかな」と思った瞬間もあると思います。

あるいは、新しい会社に入職して「ここは果たして大丈夫かな」とか、新しい商品を買って「これで良かったのかな」と悩むこともあるでしょう。

もちろん、はじめからすべて満足のいく結果だったと思える方であれば問題ないでしょう。

しかし、なかなかそうはいかないのが現状です。どこかで浮き沈みがあって、ひどいときにはせっかく始めたのに辞めてしまうことすらある。

仕事も、勉強も、趣味も、新しく始めたときに、自分にとって「合う」「合わない」というのはどういう判断軸で決定していけばいいのでしょうか。

本気でやるなら「面壁九年」

面壁九年というのは、もともと達磨大師が悟りを開くために要した時間を表現したものです。ここに書いてあるとおり、まさに9年間も壁に向かって坐禅を組んでいたのです。

物事の本質に気づくまでの期間は、もしかしたら9年間は必要なのかもしれません。

実際に、教育という点でも小学校教育が6歳から始まり、中学を卒業するのが15歳ですから、その領域を修めるのには9年かかっていますね。

あるいは、仕事をはじめて要職に就くようになるのは、平均したら10年前後くらいなのではないでしょうか。30歳代中頃がよくターニングポイントと呼ばれるのは、もしかしたら社会人になってから「面壁九年」で頑張ってきた人とそうでない人とで結果が分かれてしまうからなのかもしれませんね。

私は医学界に籍を置く身ではありますが、まわりを見ても医師になってから10年くらいする方は、やはり最も重責を担うような立場にいることが多いです。

ですから、物事をきちんと仕上げたい、という方にとっては、10年くらいの期間が必要になるのかもしれません。そして、その努力は達磨大師が坐禅し続けたのと同じように、多大な努力を必要とするのかもしれません。

しかし、いつも物事に10年もかけていたのではなかなか前に進みませんね。本当にやりたいことに10年を充てるとして、今自分に合っているか合っていないかを判断するためにはどれくらいの時間が必要なのでしょうか

環境に慣れてから、改めて観察してみる

はじめて物事をやるときには、その環境も一変します。

環境に慣れないうちは、自分がその環境に馴染んでいないだけなのか、本当にその物事が自分に合っていないのかがわかりません。

ですから、一つの意思決定の期間は「自分が環境に慣れるかどうか」というところで決定してよいのではないでしょうか

私の経験上、環境に慣れてきたなと感じる期間は範囲で言えば3~6か月くらいで、平均すれば「100日」です。

これは、決していい加減な数値ではないような気もします。

一例を挙げると、人が亡くなってから100日経って「百箇日」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これは別名「卒哭忌(そっこくき)」といって、文字通り、大声を上げて故人を偲んで泣くという「哭」を卒業する、つまり「卒(お)」える時期になります。

亡くなった当初は、驚きも悲しみも絶望も錯綜していますが、時間が経つごとに、少しずつ気持ちの整理がついてくる。そこで、そろそろ泣くことをやめましょうというのがちょうど100日目に相当するのですね。

特別な例なのかもしれませんが、100日というのは確かに様々なことに「慣れる」という意味でキーポイントになる期間になるかと思います。

そこまで少し我慢して環境に慣れてきたなと思ったら、改めて自分のしていることに集中して「合っているか」「合っていないか」というのを考えるようにしてみましょう。

まとめると、

・物事の本質を突き詰めたいのであれば10年が必要
・はじめたばかりの物事は慣れるのに100日程度かかる
・100日経ってから、自分にとって合うか合わないかを考え始める

ということになります。

おわりに

気持ちの影響もある「慣れる」という現象はきっぱりと数字で表しにくいところではありますが、多くの人の経験上、一定の範囲に収まることも多いです。

その先人の知恵に学んで、悩んだら「まずは3か月」と心得て仕事でも勉強でも打ち込んでみましょう。そのあとで、やはりやり始めた当初と同じ感情を持っていたら潔く辞めればよいですし、少しでも「できそうかな」と思えば、さらにその自分の気持ちに慣れるために3か月粘ってみるというのも良いのではないでしょうか。

そして、どんどん慣れてきて「行けそうだな」と思ったら、10年間頑張れるかどうかを検討してみましょう。そのときには、スキルも経験もついて、もう皆さんの手中に収まっているはずですよ。

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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