はじめに
当初は、自分が思ったことを備忘録的に、そして少しでも周りで悩んでいる人たちの助けになればと思い始めたブログでした。
しかし今ではブログを書くことで一日のリズムが出来上がり、書くたびに知りたいこと、興味のあることが湧き出てくるような状態です。
以前に、日記を書くことに関するお話をしたことがあります。
そのなかでもお話ししていますが、私は昔から日々の気づきを何かの媒体に残すことを習慣にしています。
暇潰しで、日記を読み返してみると、意外と面白いものです。
一年分も書くと、だいぶたくさん残っていますから、一冊の本を読んでいる気持になります。
それが一日一日積み重なっていくのを見ると、勉強では知識が、投資では配当金が積みあがっていくような、そういう高揚感を覚えます。
着実に進んでいるということがわかるのは、モチベーションにも繋がりますね。
このブログも、ある意味で日記代わりに使おうと思って始めたものでした。
誰かが何かのヒントを得られるようなものであればと思ったのも、ブログを始めるきっかけとなった感情です。
毎日勉強しながらも、思ったことを正直に書くというのは面白いことです。
飽き性でも続けられるわけ
私は生粋の飽き性です。
こんな記事を書いたこともあります。
飽き性というのは「何事も長く続かない」というようなイメージでとらえられますね。
ただし、私の飽き性はどちらかというと「自分に興味のなくなったことは絶対に手を付けない」という意味に近いです。
興味がなくなってしまうと、そこから先はすべて「義務」の世界になります。
ですから、極力興味を失わないような物事をする必要があります。
究極的には、習慣として続けていた日記をブログに昇華させたことで、習慣という名の慣性が働き、飽き性でも続けられているということになります。
つまり、ブログを書き続ける、日記を書き続けることに必要なのは習慣そのものということができるでしょう。
習慣化するためには「発想の源泉」が必要
ここが最も重要なことのように思います。
ブログを書くためにはパソコンが必要ですし、タイピングしたり画面操作をするスキルは必要になります。
ただ、それだけがあれば十分かというとそうではありません。
習慣化のために一番必要なのは「発想の源泉」です。
どういうことかというと、日々ブログを書くためのアイデアが湧いてくる頭の構造を作っておく必要があるということです。
ブログを書くにしても「これを書きたい」という感覚が湧いてこなければ調べることも、勉強することもしませんよね。
その「書きたい」という感覚は、アンテナを方々に張り巡らせていないとなかなかできないのです。
発想の源泉を豊かにするためには、毎日様々なことに興味を持っておく必要があります。
これを突き詰めていくと、毎日勉強が必要である、ということになります。
起きている間は一瞬も気を抜くことなく、常に何かを「学ぶ」つもりでいる。
机の上の勉強ではありません。
人と話すときも、一人で仕事をしているときも、通勤してぼーっと景色を見ているときも、スマホをいじっているときも、すべてのタイミングで「!」という学びが生まれる瞬間を大切にすることです。
毎日、これを大切にしていると自動的に勉強したいこと、発信したいことが湧いてきます。
この習慣があれば、あとは頭の中にある「イメージ」を具体的に書き記すだけです。
一度記録してしまえば、推敲(リライト)もできますし、新しい情報を付け加えたり、深く勉強し直すこともできます。
源泉からイメージが溢れてこなければ、それを磨き上げることそのものが難しくなってしまうのです。
ですから、まずは日々の勉強(インプット)を継続的に行うことです。
それと同時並行で、日記でもブログでもよいので発信(アウトプット)をしましょう。
"副業" としてのブログをあまり意識しない
ブログを始めてみたいという方は意外と多くいらっしゃることと思います。
そしてそれが副業としての側面を持っていることが多い。
それは近年、本業だけでの収入だけで十分な生活をすることが難しいと、おぼろげながら感づいている人が多い証拠です。
私の周りにも副業について真剣に考えている人たちがたくさんいます。
非常に良いことだと思います。ただ、いきなり副業を意識してブログを書き始めると、なかなか長続きしません。
結果を求める仕事はどこかで必ず挫折がやってきます。それは決して良い結果には結び付かないので、まず発想を転換して「過程を求める」楽しさのある仕事を探しましょう。打ち込むうちに結果がついてくる構造が作れます。
— Zen@勉強×投資×健康 (@zen_i_life) August 15, 2019
まずは自分がブログに書きたいような意見、主張を丁寧に探しに行くことが重要です。
そのなかでも、正しい方向で、正しい量の努力がなされた場合にのみ結果がついてきます。
まずは「千里の道も一歩から」です。やり始めた人のみに切符が与えられるわけです。
おわりに
ブログに限らず、文章を書き続けるための秘訣をまとめるとするなら、ただ一つです。
発想の源泉を溢れさせるまで勉強すること
勉強し続けていると、いつの間にか他の人にも気づきを伝えたくなります。
世の中で、様々なことで教えている人たちは、だいたいがそういう過程を踏んでいるはずです。
「教えたい」という気持ちは、継続的な学習が基礎にないとなかなかできません。
そのためにも、継続的に勉強をするためのモチベーションを上げていきましょう。