仕事をしていても成果が出ない、結果が出ない。
毎日模索しながらなかなか結果が出てこないことに苛立ちますよね。
転職も検討しているけれども、そもそも今の会社が自分にとって合っているか合っていないかもわからない。
そんな悩みを抱えている方も多いのかもしれません。
私には年下のきょうだいがいますが、ちょうどいま「仕事探し」「転職」などを考えている時期のようです。
医師に関していってしまえば、仕事探しをしようが転職をしようが、結局は医師免許を利用したほうが大概効率よく進んだりしますので、ちょっと特殊なことかもしれません。
ただ、医師は思いのほか多くの患者さんやその他家族の人たちの悩みに接することがあります。一緒に考える力がないと、一方通行のお話しかできなくなってしまうので、常に自分の置かれている環境以外のことについても気を配る必要があります。
私はその結果、勤務医としての立場がまったくもってサラリーマン以上の労働者であることに気づいて「自由になる」ことを企てたのですが……(笑)
勤務医から何とかして自由になりたい人が考える仕事観、仕事探しのヒントをご紹介します。
なぜ仕事で目に見える成果が出ないのか
特に日本の場合は、今やっている仕事が成果に結びつかないものが多いです。
一つは過去の仕事観を引きずりながら多くの会社が若手~中堅を仕事させているからです。
下積みの時代として、たいして満足感も得られないような仕事をする。
会社が利益を上げるためには「成果の出ない仕事」も必要になります。
しかもそれがかなり多いのです。資本主義社会では労働者が働くことで資本家が得をするような構造になっていますから、成果の出ない仕事の方が多くて、成果があげられる仕事は本当に一握りです。
ですから、仕事で目に見える成果が出ないというのは仕方がないこととも言えます。
ほとんどの会社がそうだったのですから。
ただ、昔はよかったかもしれませんが、この時代では時間がもったいない。
一つの会社に長くいても、これからの時代に通用するようなスキルは身につかなくなりました。
そうなったときに、自分にとっての会社での役割=職能(スキル)が間違っていないかを考えることが重要になってきます。
今の仕事が自分にとって「畑違い」でないか
今の自分が成果を出すことができないのは、その仕事が自分にとって畑違いでないか。ここをまず第一に考える必要がありそうです。
畑違いの意味は、「専門とする領域・分野が異なること」とあります。
もっと掘り下げて意味を考えてみると、自分が専門でやっていける分野かと考えてください。
ここの部分を疎かにしてしまうと、地に足を付けた仕事ができなくなってしまいます。
もしもそれが見つからないという場合には以下の記事も参考になるかもしれません。
【これからの時代を生き抜く】職能(スキル)の重要性と、見つけ方
視点を変えて「自分の畑にする」のもアリ
転職は、今いる畑から違う畑に移動することです。
今いる畑は自分の畑ではなかったということになります。
もちろんそれで成果を出すことができれば一番いいのですが、同時に、「自分の畑」を増やす努力というのも同時にしておくと良いと思います。
以下の記事に詳しく書きましたが、結論から言うと「毎日準備する」です。
【成長の秘訣】毎日全力で種をまく
毎日全力で種をまき続けると、思わぬところで成長した稲を拾うことができます。
今の職場でずっと仕事をしている未来が想像できないような場合、次の一手として畑を変えることばかりを考えていると前に進まなくなります。
次の畑が自分にとって実りのあるものにするために、少しでも自分の視野を広げておきましょう。
同じところに固執せず、自分の可能性をもっと信じて広げてみることです。
ちなみに、私はブログをやるだなんて半年前はまったく思っていませんでした(笑) SNSも私はやらないだろうなあと考えていましたが、種をまくという行動原理に従い続けるとこういう突然変異も起こりえます。
そして、今はそれがものすごい成長感をもたらしてくれています。
人生一回しかないのですから、仕事探しをするのであればそのチャンスを毎日広げていきましょう。
毎日準備をし続けることで、今や勤務医としての私は依然として薄給のままですが、心はどんどん豊かになりつつあります。
これに身体的・精神的・経済的独立が成されればと思うと、毎日種をまいておいてよかったなと感じます。
今回は、仕事探しのヒントから、可能性を広げるコツまで考えてみました。
何かの参考になりましたら幸いです。