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【無駄を排除する】やらなくてもいいことはやらない やるべきことは手短に

ちょっとした出会い

私は書店に出向くと上の階から下の階まで歩いて自分の興味のアンテナをなるべく張り巡らせ、ちょっとでも興味が湧いたらその場で本を開いて立ち読みするようにしています。

本の中身が良いか、自分にとって有益かを判断するためには、何分も時間は必要ありません。表紙を見て、目次を見て、初めの文章を読む。

そして、ペラペラとページを手繰って、その作者の方の文章の表現や間の取り方を見る。そうすることにより数十秒で「今私にとって必要か」ということが分かります。

そんななかで、小説にも手を出すことがあります。もちろん小説と言っても、国内の純文学から外国の作品まで幅広く、また時代もありますしフィクション・ノンフィクションの別もあります。

ミステリーはそのなかで娯楽に近い位置づけで楽しむようにしていますが、たまたまミステリー小説と現代のポップな雰囲気を融合した小説を書かれる米澤穂信さんの『氷菓』シリーズを読んだことがありました。

 

実際に読んでいただくのが一番です。高校生にしてはだいぶ世間擦れしている印象のある折木奉太郎という主人公がいますが、彼は小説の中でこう嘯いています。

 

「やらなくてもいいことはやらない。やるべきことは手短に」

 

今回は、そんな小説の一文から仕事や学業、生活のヒントを探っていくことにしましょう。

 

物事を「するべきこと」と「しなくてもいいこと」に分別する

仕事も勉強も、生活の中のタスクも、大まかに分けると「するべきこと」と「しなくてもいいこと」に分類できるはずです。

例えば、仕事の中で「するべきこと」は先方へのメールであったり、重要な会議への書類作成であったり。勉強では、テスト勉強や課題の提出などでしょうか。

逆に「しなくてもいいこと」とはなんでしょうか。

仕事であれば多くはタスクとして課されるものですから、そういう場合は「今するべきか」を考えてみましょう。今取り掛からなければいけないタスクでなければ、それは緊急度が下がります。そうすることにより手を付け始める優先順位を設定することができますね。

まずは雑然としている一日のタスクを2つに大きく分けてしまいましょう

そうするだけでも、今自分が取り掛からなければならない課題がはっきりしてきます。

 

「するべきこと」は効率よく終わらせる

「するべきこと」という表現を使ったのは、他人から与えられたというニュアンスが強いことをお示ししたいからです。自分の意思とは関係なく、仕事・課題として任される。そこには当然自分の意思は入っていないわけです。

会社の生活での多くのことは、この「するべきこと」で溢れかえっていることと思います。それはもちろん、するべきことをするために会社に行っているわけですから仕方がありません。

ただし、漫然とやっていてはなりません。常に効率よく終わらせることを意識するのです。

先述した『氷菓』の主人公は、表面的には怠惰な雰囲気を漂わせているわけですが、「やるべきことは手短に」と表現しています。手短にというのはいい加減に、ということではなく、どちらかというと「効率よく」終わらせるということを意識していると考えてよいでしょう。

他人から与えられた仕事のわけですから、ある程度の結果で返さなければならない。しかし、それほど時間をとってのんびりとできるわけでもない。そういう状況に立ったときに考えなければならないのが効率化です。

そのタスクを終わらせるのにスキルが必要なのであれば、そのスキルを獲得することが最短経路になりますし、情報収集がたくさん必要なのであれば一気にやってしまう。決して細切れにやらないことです。

そのためには時間配分を考える力も重要ですね。会社や学校に着いたら、まず今日一日しなければならないこと、あるいは、しなくても良いことを頭の中で正確にイメージするようにしましょう。

 

「しなくてもいいこと」は思い切ってやらない

さて、こちらはシンプルなお話です。先ほど申し上げた仕分けの2つのうち「しなくてもいいこと」は思い切ってやらないということを決めてしまいましょう。

「しなくてもいいこと」というのは、明らかに自分にとって成長を阻害するような内容だったり、他の人でもできるようなタスクのことと考えて良いです。そういうものを引き受けることにより、本来であれば「すべきこと」に集中しなければならないみなさんの時間を奪ってしまうことになりかねません。

しないという選択肢を取るということは、「断る」という行為が必要になってきます。ところが、日本人はこの「断る」という行為が非常に苦手で、「やってください」というと比較的簡単に「はい」と言ってしまう。

既にみなさんの頭の中で「しなくてもいいこと」と仕分けされているのですから、それをあえて無理をしてやる必要はありません。

自分がやるべき範囲を超えているものであれば、しっかり理由を述べてほかの人にお願いするなどという姿勢をしっかり貫き通しましょう。そこでの一貫性がはっきりしていると、「しなくてもいいこと」が舞い込んでくる可能性は低くなってきますよ。

すべてを引き受けることは、一見よいように見えますが、本当にしなければいけないことをぼやかしてしまううえに、効率が落ちてしまうため、良い結果がついてこないこともあります。

重要性の分別もつきませんから、常に自分の頭にストレスがかかった状態になってしまいます。

良い結果を出すためにも、自分の心の健康を保つためにも、「やらなくてもいいことはやらない」という信念をしっかり持ちましょう。

 

おわりに

ただ、仕事がしたくないから「やりたくないことはやらないし、やらなくちゃいけないことはパパっと済ます」ということを推奨しているのではありません。

 

その先に待っているのは、「したいこと」「好きなこと」です。

 

仕事が人生のすべてではない。しかし多くの時間をその仕事に費やしているのであれば、したいことがどんどんと後へ後へ追いやられてしまいます。

そういうことを防ぐために、義務としてのタスクは必要最小限の努力で消化し、自分にとって必要のないことは、キッパリと「しない」選択を採ることです。

みなさんの自由な時間を最大化するためのヒントとして、

 

「やらなくてもいいことはやらない。やるべきことは手短に」

 

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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