私の実践するキャッシュレス習慣
消費税増税が着実に近づいてきていますね。
一律が8%→10%に増税されるわけではなく、軽減税率が適用される商品もあります。
メディアでは専ら、この軽減税率が何に当てはまるのか、というところを中心に解説していますが、実はもう一つ軽減税率とは別に気にするものがあります。
それが、キャッシュレス決済に対する還元です。
消費税増税に対する衝撃の緩和目的で行われることとなったキャッシュレス決済ですが、中小店舗でキャッシュレス決済に対応している店舗であれば国が5%のポイント還元をしてくれるというものです。
キャッシュレス決済は、クレジットカードをはじめ電子マネーでもOKです。
但し、この制度は非常に分かりづらく、対象店舗も限定されているので、限られた場所での適応になるというところは知っておくべきでしょう。
もちろん、キャッシュレス決済を導入しておくことで、国からの還元以上にそもそものポイント還元を受けることができるので、支出を最適化したい方にとってはちょうど良いタイミングかもしれませんね。
現状で私が取っているキャッシュレス決済のシンプル戦略は、
メインクレジットカードはエポスカードで統一
交通系電子マネーはView Suicaでオートチャージ(今後を考えるとモバイルSuica)
日常の細々とした出費はKyashリアルカードを使用
です。
固定費を含めてすべて支払いはクレジットカード
私はエポスカードをメインクレジットカードに設定しています。
ポイント還元率は、
通常であれば200円に対して1ポイント(0.5%の還元)
ですが、ゴールドカード(ある一定額以上の利用だとインビテーションが届き年会費無料となります)だと、
年間100万円以上の利用で10,000ポイントがプレゼント(1.0%の還元)
が加わって合計で1.5%の還元率となります。
これに加えて「選べるポイントアップショップ」という、対象店舗を登録(3つまで)することで最大3倍のポイント還元が受けられるというシステムもあります。
よく使うショップが対象店舗であれば登録する価値があります。
私は固定費も含めて基本的にすべてクレジットカード決済を利用しているので、年間100万円はどうしても超過します。
これにより最低でも15,000円の還元は受けることができます。
これに加えてKyashリアルカードを使用することができれば(対象店舗や金額が若干異なります)、Kyashリアルカードそのものの現金還元が1%(過去には2%でしたが改悪となりました)となり、合計で2.5%の還元率となります。
税引き後配当利回り2.5%と同等と考えてもいいかもしれません。
すべて無料で登録することができて、2.5%も支出を最適化することができます。
ネットショッピングをするにあたっては、もう一つ「永久不滅ポイント」による恩恵も受けられるようにしています。
【資産形成のヒント】永久不滅ポイントを上手に使って支出削減
増税というイベントに踊らされないようにする
軽減税率やキャッシュレス決済という言葉は魅力的に映り消費を促すように見えます。
しかし、上手に使うのであれば良いのですが、「増税されるからたくさん買っておかなければ」という思考は支出を最適化するにあたってNGとなります。
原則は、
「不要なものと必要なものをしっかり区別する」
という考え方から始まり、
「どうしても支出しなければならないものはポイント還元を狙う」
という方向にもっていきたいところです。
増税する前に買うべきものを考えるよりも、そもそもの生活に必要なものをきちんと洗い出したいところです。
他の税制もそうですが、ルールが分かりづらいことで消費者が混乱し、多くの人は無駄遣いに相当する行動をとってしまうことが多いです。
私は増税前も増税後も、必要なものを必要なだけ揃えるという行動を崩さず生活をするつもりです。
もしも増税に伴うキャッシュレス決済の恩恵を受けるのであれば、中小企業だろうと大手だろうと価格が一律に設定されている書籍が最も良い対象になると思います。
皆さんもこれを良い機会にして、ぜひキャッシュレス決済でシンプルに支出を最適化してみましょう。
まとめ
私が実践していることを含めてまとめると、
キャッシュレス決済は増税がどうであれ導入する
増税後の5%還元は対象が限られているが大手量販店でも場合によっては5%還元する可能性あり
クレジットカード、QRコード決済でポイント還元を受ける
Kyashリアルカードでさらに追加でポイント還元を受ける
ネットショップであれば永久不滅ポイントもつけてAmazonギフトカードとして還元を受ける
書籍ならキャッシュレス決済で国から5%還元を受けるメリットは十分にある
まだまだシンプルに実践できる支出削減法もありそうですね。