資産形成を頑張るために節約も頑張っている。
そんななかで、意外と陥りがちな落とし穴があります。
支出の削減が収入の増加と同じ力を持っているなら、無理のない範囲で支出を削減していきたいところですね。
今回は、知らず知らずのうちにやってしまう節約NG行動をご紹介します。
とりあえず節約行動を邪魔するものとして
コンビニの利用
タクシーの利用
カフェの利用
不要な飲み会への意思のない参加
固定費に注意しないこと
ざっと挙げるだけでもこれくらいあります。
一つ一つ見ていきましょう。
コンビニの利用
一番やりがちで、一番損をするパターンです。
というのも、同じ商品を高い値段で買うことが分かっているからです。
コンビニで販売されているものは、ほとんどが原価に比べて高い価格で設定されているということを改めて考え直す必要があります。
毎日缶コーヒーを1日2缶飲んでいるなら、1週間で10缶、月で40缶、年間で見ると480缶と500近いですね。
年間で7万円近いお金を缶コーヒーに投じていることになります。
もし、コーヒーを飲みたいのであれば水筒+ハンドドリップで淹れれば初期費用が1万円かからず一年中楽しめます。
コンビニは、この「面倒くささ」を逆手に商売をしています。
節約の妨げになるならば、その「面倒くささ」を自覚して生活すると良いでしょう。
タクシーの利用
ちょっと急いでいるときはタクシーを使ったりしますよね。
電車で行けば100円ちょっとのところが、場合によっては5倍にも10倍にもなってしまいます。
昔は、「時間をお金で買っている」と、タクシーの利便性を強引に納得しているところもありましたが、節約を意識して以降は個人的な都合では一切使わなくなりました。
電車でももったいない一駅間の移動については、もはや徒歩あるいは自転車を使った方が有酸素運動にもなり一切お金がかからないので一石二鳥です。
カフェの利用
コンビニに近い損失率ですが、こちらは場所代がかかっていますので、そちらを勉強なり副業なりで取り戻す自信があるのであれば利用する価値はありそうです。
ただ、漫然と飲み物を買っていくのであれば、それは損失に繋がるので自宅から持っていくなど代替できないか考えましょう。
スタバ、ドトール、エクセルシオール、ベローチェなどなど、カフェの飲み物については収益の源泉なので原価が極めて低いです。
風味、という点でも、このようなチェーンのものは価格に見合ったものかは考えた方がよさそうです。
スタバのドリップコーヒー(トールサイズ)は一杯330円ですよね。缶コーヒー2本分を投じて、風味が2倍になるでしょうか。
そう考えて、私は本当に必要時(生産性を上げなければならないとき)以外には漫然と使うことを止めました。
不要な飲み会
単発で起こりうる最ももったいない節約NG行動です。
自分にとって成長をもたらさない、話をしてスッキリもしない。
そんな飲み会が一つでもあるのであれば、大きな損失です。
一回で何千円ものお金が飛んでいきます。そして自分が参加したところで会の足しにはならない。
せっかく色々なことで細かく節約をしても、こういうところで大きく損失すれば±0です。
資金が大きくなるまでは、許容支出額を超えるような支出はしない方が無難です。
固定費に注意しないこと
じわじわと真綿で首を絞めてくるNG行動です。
自分でお金を払っているという感覚がないので、多少高くても気にならないのが固定費です。
しかし、この固定費は水道光熱費や食費、住宅費、通信費などあらゆるところに存在しており、気づかないままでいると、「ちょっとだったらいいや」が積み重なって巨大な損失を招きます。
基本的には毎月損失が生じているということになるので、見直すのであれば「ただちに」が一番いいでしょう。
まとめ:細かいことの積み重ねが勝ちに繋がる
投資は、勝ちに行くのと同時に損をしないことも重要です。
運用資産額を大きくしていくためにも、日々の・月々の出費を「無駄のない」範囲内で収めるのがいいでしょう。
最速で資産形成をするためのヒントは、支出の見直しにもあります。
何かのご参考になりましたら幸いです。