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【日記の目的】過去の自分に助けてもらう

仕事が辛い、勉強が面白くない、何かにつけて不安が募る。このままで大丈夫なんだろうか。

そんな気持ちになる瞬間も長く生きていると一つや二つ出てくるものです。

今回は、そんな悩みを他の人に話して解決したり、お酒の力を借りて一時忘れてみたり、そんな方法とは別に、「今までの自分に助けてもらう」ことを考えてみたいと思います。

最後に頼りになるのは誰か

結論から先に書いてしまうと、こちらもまた単純で当たり前のことで、「自分自身」なわけです。

人はアドバイスも同情もしてくれますが、自分の人生に決断を下して道を決めるのは他でもない自分です。そんな自分が悩んでしまっている。これでは何か物事を決めようにも優柔不断になりますし、不安も募りますよね。

では、ここでふと考えてみてください。

今の自分は誰が創ってきたのか。

これも単純で、「自分自身」ですね。

過去の自分の決断が今の自分を連綿と生み出している。つまり、昔の自分がいたからこそ、今の自分がいるわけです。

日記を書いてみる

そこで、今の自分にできることを考えてみましょう。一番手軽なのは、日記を書いてみることです。

私は実は物心ついた中学校のころから、ずっと日記をつけています。そして、その記録媒体は数ヶ月に一回くらいのペースで変わり続けているのです。例えば、日記帳を買ってみたと思ったら、ルーズリーフに殴るように今の自分の心境を綴ってみたり、またあるときはパソコンのテキストファイル、ワードに長文を書いてみたり、かと思えばまたノートに戻ってみたり……。極めて一貫性に乏しい日記を書いてきました。

ですが、このいかにも乱雑で日付も書いてないような、メモ書きにも等しい日々の記録が、今となっては貴重な財産になっているのです。

片付けなどをしていると、昔書き留めていた紙の束が箱の中に入っているのですが、それを開いてみると字は汚いわ覚えたての熟語や英単語、好きな小説の書き抜きが大量に残っているのです。

その瞬間に、自分がそれを書いていたときの自分と重なり、景色やそのときの感情ですら蘇ってくるのを感じます。紙に書いているときには、そのとき使っていた鉛筆の濃さや文字の書き方。パソコンに書いているときはそのときの自分の好きな熟語や言い回し。いずれも昔自分が何を考えて日記を書いていたのかを思い起こすことができます。

話題は少しずれますが……文章訓練としての日記

日記にはもう一つの側面があります。それは誰にも邪魔されることなく自分の考えを「自分の言葉で」書ける。すなわち、誰にも添削されることなく、型に嵌まらず、自分の使いたい言葉を使って文章を作り上げることができます。

作文は予めテーマが決まっています。小論文は細かい作法があり多くの人はありきたりの文章の域を逸脱しようとは考えない。制限があるからこそなんとかその枠の中で完成させることができますが、完全自由の日記に関してはそうもいきません。

今の自分の感情を、適切な言葉で組み立てていく必要があり、さらにそこに自分らしさを加えていく必要があります。そういう意味では非常に高度な作業なんですね。

そして何よりモチベーションの問題が出てきます。課題でもない、点数もつかない、そんな自由な日記を続けるのは至難の業です。しかし、毎日書くことによって、明日、明後日の自分は必ず成長し、どこかのタイミングで救われる瞬間が訪れます。

毎日必ずでなくても良い。思い出したタイミング、あるいは「なにか書き留めておきたい」衝動に駆られた瞬間に、どんなペンでもどんな紙でも、どんなテキストファイル形式でも構いませんから書き留めておきましょう。書いたということを忘れてしまうくらい、あとになって読み返したとしても、必ずそのときに書き込んだ自分の豊かな感情が沸き起こってきます。

過去の記憶は日記だけでなく、音楽と紐づける

皆さんには好きな音楽があると思います。

ジャンルはなんでもいいのです。自分が好きな、聴くだけで気持ちが高揚するような曲です。

昔自分が好きだった曲を聴き直すと、そのときの自分の感情が呼び起こされてきます。「あのときはこれにハマってたなあ」「カラオケの練習をしまくったなあ」など。

これもみな、無自覚のうちにしている未来の自分へのメッセージです。何度も繰り返し聴き、印象に残った曲は歌詞だけではなく、聴いていた当時の自分の環境の景色までも呼び覚まします。

音楽を聴くとき、何かをしながら聴いていることが多いかと思います。最近だと、スマホを使いながら音楽も聴けますからね。

ですがここで敢えて「音楽を聴くことだけに集中してみる」ことをお勧めします。誰にも邪魔されない環境で、人目を憚らない音量で、大好きな音楽を心行くまで聴く。とても辛い時期にともに過ごした音楽を聴き返したときに、そのときの感情が沸き上がってくれば、「今の自分はあのときに比べたら」と思うかもしれません。逆に、「今が一番辛いよ」という人も、出勤や登校するときに一曲でも自分の好きな曲を聴きながら向かってみてください。

聴き返したときに、積み重なってきた自分の努力や苦労が、面白い形で蘇ってきますよ。

おわりに

今が一番辛い時期なら、それはチャンスです。

ここぞとばかりに辛いと感じたこと、自分の力でどうにもできない悔しさ、そのなかで見つけた小さな「良いこと」、そういったものを何でも良いので書き留めてみてください。

そして、そのときの自分の気分に合った曲を心行くまで聴いてみましょう。

知らず知らずのうちに大きな砦となってあなた自身を守ってくれますよ。

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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