高配当株投資をはじめて、約1年になります。
ちょうど2018年末は大暴落した時期で、それよりも前に市場に参入した私としてはこの暴落でまさかの退場危機にさらされることとなりましたが、ぎりぎり粘ることができました。
その理由として以下のことが挙げられます。
配当金投資を実践しているブログをしっかり読み込んだ
ポートフォリオを組むときの株式:現金比率にルールを設けた
分散を意識するために個別株とETFのバランスを考えた
やったことはとてもシンプルで、それほど時間はかかりません。
投資初心者として、「とりあえず」押さえておきたいところを押さえた感じです。
この記事は、これから投資をしたいと考えている人、投資初心者としていろいろと銘柄を模索している人に向けて書きました。
一つ一つ説明していきます。
配当金投資を実践しているブログをしっかり読み込んだ
私が参考にさせていただいたブログは多数ありますが、その中でも様々なジャンルがあります。
投資することの重要性に気づかせてくれたブログ
こちらは広い意味で同じ医師として活動されているちゅり男先生のブログです。
節約・節税術から資産運用について幅広く書かれていてとても分かりやすいです。
とくに資産運用は、VTやVTIなどのETFを中心とした記事を展開されていて、「分散投資」の重要性と優位性について勉強することができました。
「投資って何をやったらいいの?」という入り口に立っている方は、職業問わずまずご覧になっていただきたいブログですね。
配当金投資のロールモデルになったブログ
こちらはジンさんが運営されているブログです。
会社員として働かれているかたわら、大型国内株などを中心に高配当株投資を実践されています。
ふるさと納税やiDeCo、つみたてNISAに関しても幅広い知識を持たれ、これら節税の具体的な方法とメリットについて学ぶことができました。
特に、高配当株投資をするうえで、「おすすめ」という形でまとめられた銘柄はよくまとまっていて、投資初心者であればまずはこういうところから買ってみてもいいという内容です。
何年にもわたり、配当金の右肩上がりのグラフを描かれているというところで、継続的にフォローして目標としたいブログになっています。
言わずと知れた三菱サラリーマンさんです。多くのメディアにも取り上げられ、先日セミリタイアを成し遂げられたことで有名ですね。
そんな三菱サラリーマンさんのブログは、少し雰囲気が異なり投資に対する「哲学」を深く感じることのできるものです。
相場が不況のときに不安に駆られる。あるいは、投資に対して不安感がある。
そういうときに記事を読み込んでいるとモチベーションが上がります。
さらに、他に類を見ないバランスの良い高配当株ポートフォリオを仕上げられており、その銘柄は日本・米国のみならず他国にも分散されているところが特徴的です。
毎月の不労所得を作る、という意味では三菱サラリーマンさんのポートフォリオにある銘柄を考えると実現可能なものになります。
投資哲学は、本田静六の「4分の1天引き貯金法」を上回る「8割を株式買付に回す」という極めてストイックな内容となっていますが、セミリタイアに対する猛烈な意欲を感じます。
他にも様々な投資家の方のブログを拝見しながら、自分に合った投資方法を模索しているところです。
これからもたくさんご紹介していけたらと思います。
ポートフォリオを組むときの株式:現金比率にルールを設けた
さて、情報収集をある程度したら、実際に投資をしてみようということになります。
私は大前提として、株式:現金の比率を必ず守るようにしています。
基本的には株式:現金は7:3で運用。
相場が好調で高配当株の配当利回りが下落してしまうときには最大で株式:現金を5:5まで調整するという方法をとっています。
若ければ若いほどリスク資産への投資が可能になるということを踏まえて、株式比率を高めに持つように心がけています。
2018年末の暴落では買い増しのために一時的に株式比率が9割に到達してしまうこともありましたが、これはすぐに現金比率を高めることで解消しました。
忙しくて他のことにお金を使う余裕がないということを逆手にとって、「お金を使うなら株式へ」という形を実践しています。
ルールを守ることで、リスク資産を守ることができます。
【平常心でいる】資産運用は徹底的にルールを守って心を乱さない
キャッシュポジションを厚くする利点【好調のときにこそ】
分散を意識するために個別株とETFのバランスを考えた
少ない銘柄で高配当株投資をする。
投資を始めた当初から、あまりたくさんの個別銘柄に分散投資することは現実的でないなと思いました。
したがって、
個別株は国内・海外含めて一桁くらい
あとはぜんぶETF
こういうシンプルな戦略でやっていこうと思いました。
市場が好況のためいくつかを売却してキャピタルゲインを得ましたが(いずれも打診で100株ずつ買っていたものだったりします)、基本的には以下の銘柄に集中投資を考えています。
国内銘柄
日本たばこ産業
KDDI
オリックス
タカラレーベン・インフラ投資法人
海外銘柄
SPDRポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF(SPYD)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
国内銘柄は安定性と増配余力がありそうなものを少しずつ入れ替えてこのようになっています。
VTIやVTはつみたてNISAやiDeCoでの運用で、超長期の利益を目指して投資をしています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンはヘルスケアセクターのなかでも配当王と呼ばれるくらい増配を継続している銘柄で、現状では長期的に持っても問題ないとホールドしています。
高配当株ETFはVYMやHDVなどもありましたが以下の記事に書いたような理由で長期的に配当を貰おうと思っています。
【分散投資と高配当】SPYDを保有する理由
シンプルにするとストレスが減る
不要なストレスは減らすに限ります。
初心者の時期はまず少ない銘柄を少なく買って、ちょっとずつ大きくしていきましょう。
ちょっとずつ大きく、は高配当株投資が得意とする戦法ですからね。
ポートフォリオも、現金と株式の比率を意識しながら少数の個別株をもって、あとは全部ETFにしてしまうのも一案です。
これらの成績に関しては時間を追ってご報告します。
他の高配当株投資家の方に比べて疎い自覚はありますが、セミリタイアに向けては全力で取り組んでいきたいと思います。
何かのご参考になりましたら幸いです。