学問・勉強 思考・哲学

【勉強の意味】知らないことが様々な弊害を招く

いつも壁にぶち当たる「勉強する意味」

今回は、少し毛色の異なるお話をしようと思います。皆さんは、これまで一回も勉強することの意味や学問をする理由を考えたことがないという人はいらっしゃらないでしょう。

特に、やりたくない勉強、知らなかった領域の勉強、他人から言われてしぶしぶやっている資格試験など、そういうネガティブな側面が見えるときに「こんなの必要ないじゃん」と考えることが多いのではないでしょうか。

あるいは、書店に行ったときに、自分の興味のある領域以外の棚を見たときに、「こんなのやって何か意味あるのかな……」と思うこともあるかもしれませんね。

それは、ある意味で正しい反応です。

私も今まで、すべての新しい学問や情報に触れては「これは果たして役に立つのだろうか」と何度考えたことがあるか分かりません。それに、全部が全部、できるようになるなんてあり得ない話です。

もちろんそのことを踏まえた上で、皆さんにこれからの時代を生きるにあたって考えていただきたいことが一つあります。

知らないことは、罪である

知らないことは罪にも等しい

私はいつもそう考えています。もちろん、医師の職業的特性から生まれるものではありません。すべての人においてです。

無知であることは、ときとして自分の人生だけではなく、他人の人生も巻き込んで影響を与えてしまうことがあります。自分が勉強していなかったせいで、経済的にダメージを受けてしまう。自分が勉強していなかったせいで、せっかくの昇進のチャンスを逃してしまう……など、思い返せば「あのとき知ってさえすれば、もっと今が変わっていたかもしれないのに」と後悔したこと、ありませんか。

自分にとっては、自分の知っている学問や得意な趣味などをしていることで、その能力がどんどん延びてきますから、楽しいこともたくさんあるでしょう。反対に、新しい学問や趣味を開拓していくのは、精神的にも負荷がかかりますし、その領域については初心者から始まるわけですから、あまり楽しくないことを経験することもあるかもしれませんね。

ですが、新しいことを知る姿勢がある人とない人とでは、人間としての面白さが段違いに変わってくることでしょう。知らなかったことを知る過程で、「自分にはまだこれだけ知らないことがある」と、自然に謙虚になってくる。そうすることで、人当たりも柔らかくなり、自然と周りに人が集まってくる。

威張る人は、成長が停止している

他人に対して不遜な態度でいられるのは、自分が知っている領域以外のことを知ろうとする努力をしなくなった人間です。学問だけにとどまらず、日々のニュースなども含めて、分け隔てなく、幅広く知ろうとする態度がある人は、たいがいにおいて謙虚なものです。

病院勤務をしていると、職種の区別なく、極めて視野が狭い人と遭遇することもあります。そういう人はたいてい、話をしても一方通行で、意見の交換というものができません。自分の担当している領域ができれば、それ以外の領域を見下し、自分の領域で威張るわけです。そういう人が一人でもいると、患者さんの周囲でサポートする様々な職種が困ってしまいます。

そういう意味でも、「知らないこと」あるいは「知ろうとしないこと」は客観的に見た人としての格が下がりますし、仮にその領域で威張ることができたとしても、時間が経つうちに自然淘汰されていくでしょう。

往々にして、勉強に対して熱心でないひとは「粘り」が足りないと感じます。「私はできる」と思った瞬間に、成長が止まり、人間としての粘りも弱くなっていってしまうのではないかと感じます。

私も、年齢が経つにつれてそういう気分になることも自覚しています。しかし、常に勉強して向上することで、過去の自分を反省し、謙虚であれるように努めています。

無知の知 ~成長の起爆剤

ソクラテス哲学を特徴づける有名な言葉に、「無知の知(Bewusstsein des Nichtwissens)」というものがあります。

真の知に至る出発点は無知を自覚すること 。

大辞林

要するに、知らないことがあるということに気づくかどうか。それに気づいた人はどんどんと新しいことをはじめていくことができます。悩みも増えますが必ず経験と知恵になって自分を成長させてくれるはずです。

気づかなければ、いつまでたっても同じ地点に立ったまま、いつの間にか他人から抜かされていることにも気づかず人生を終えてしまうことにもなりかねません。

仕事も勉強も生活も、とても忙しいなかで、どうして新しい知識をつけられるか、そういう考えもあるかもしれません。ですが、自分の無知を自覚できた人は、大きく成長することができます。新しいことを知ることによって、誰かの役に立つことができるかもしれない。あるいは、生活を豊かにするヒントが得られるかもしれない。

電車のなかでスマホを操作する人は今や日常風景となりました。そのなかで、日々新しい発見をして、自分を成長させようと考えている人はおそらくほとんどいないはずです。であれば、気づいたあなたがすぐに行動することで、一歩先の結果を生むことができるのではないでしょうか。

自分の人生に悔いなく過ごしたいのであれば、周りの人を幸せにしたいのであれば、今すぐに知らないことを知る行動をはじめましょう。何を知っていて、何を知らないのか。まずはそこから考えていきましょう。

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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