投資・資産形成

【分散投資と高配当】SPYDを保有する理由【暴落でも買い増す】

リスクを抑える分散投資と高配当を実現するSPYD

私は分散投資の一環として海外ETFにも多少の資金を割いています。

つみたてNISAではVTIをのんびり積み立てていますが、もう一つ、SPYD(SPDR portfolio S&P high diviend ETF=SPDRポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF)を少しずつ買い足しています。

配当金投資をするにあたって、重要なのは「減配しないこと」「持続的な成長があること」ですが、個別株だとやはりどうしてもリスクは伴ってきます。

特に2020年3月現在のコロナショックでは多くの個別株が含み損になっている方も多いと思います。一つ一つのファンダメンタルズを改めてチェックして、不安と闘っている人もいるでしょう。

個別株特有のメリット、デメリットはありますが、それだけだと不安定なポートフォリオになりがちです。

そこで、個別株投資以外で、配当金投資のキーポイントになるのがETFです。

特に最近では、高配当株ETFも増えて良好なパフォーマンスを出すようになってきています。

ここでは、SPYDへの投資を考えている方への備忘録と、投資することにした理由を改めて考えてみようと思います。

S&P 500をまずおさらいする

S&P 500(standard & poor's 500 stock index)は、簡単に言うと日経平均株価をはじめとした「株価指数」の一つです。

ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出するアメリカにおける株価指数のことで、日本でいう日経平均株価みたいなものでしょうか。

他には、ダウ平均株価やNASDAC総合指数などという言葉も聞いたことがあるかもしれません。

500と書いてあるように、S&P 500を構成する銘柄は合計して500あります。

上場銘柄から代表的な500銘柄を適宜入れ替えながら算出されていますので、いつも同じというわけではありませんが、市場の動向を代表する数値であるということができます。

特にS&P 500は大型株500銘柄で構成されており、知っている方は多いです。

そして、信託報酬が安いことでも知られているeMAXIS Slim 米国株式(三菱UFJ国際投信)に代表されるように、インデックス投資にもその指標として利用されています。

一般的に、インデックス投資は個別株投資での運用と比較するとトータルリターンが良いということが知られており、こういうS&P 500に連動した商品へ投資する方も多いですね。

そんなS&P 500ですが、この指標に連動した上場投資信託(ETF)もあります。

それが、私も投資しているSPYDです。

SPYDは配当利回りが高いものを集めたETF

SPYDは端的に言うと、S&P 500を構成する銘柄群のうち、配当利回りが高い80銘柄を集めたETF(時価総額加重ではなく、完全に均等に分散:1月と7月にリバランス→株価が上昇 or 減配で配当利回りが低くなると除外されます)ということになります。

SPYDの特徴としては、半数以上の銘柄が

・不動産(約20%)

・公共事業(約12%)

・一般消費財・サービス(約14%)

セクターとなっており、この3業種でほぼ半分が占められていること、アメリカ不動産(REIT)への分散投資に重きが置かれているという点が目立ちます。

米国ETFというと、AppleやAmazonなど超大型銘柄が組み込まれていることが多い(時価総額加重平均なので)ですが、SPYDはそういうもの以外に、純粋に高配当株を均等に集めてきたという感じになります。

さらに均等配分投資をすることによって、上位銘柄の値動きがパフォーマンスにはあまり影響してこなくなるという点も特徴的です。

反対に、ヘルスケアやIT関連銘柄はS&P 500と比較するとかなり少数であり、ある程度「セクターの偏り」はあるETFと考えられます。

SPYDの成長性はどうなのか

一番気になるところは、そういう癖のあるETFのパフォーマンスですね。

数年間のS&P 500と比較したチャートを見てみましょう。

2016年~2017年にかけて、一時はS&P 500に勝る部分もありましたが、最終的には1.5倍程度の差がついています。

トレンドとしては上目線になりますし、高配当株を中心に組んでいる=配当金再投資によりトータルリターンはそれほど大きく変化しないのではないでしょうか。

そう考えると、1年に4回(3月・6月・9月・12月)分配・配当金収入が得られると考えればSPYDはインカムゲインを実践する方法として取り入れられそうです。

・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)

だったり、

・iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF(HDV)

はSPYDと並んで有名な高配当株ETFとして比較されますが、配当金込みのパフォーマンスはSPYDに軍配が上がる印象です。

リーマンショックを経験していないSPYDですが、下記の通りコロナショックでは大きく下げているのもまた現状です。

世界経済の同時減速ではやはり同じ動きを取りますね。

オシレーターなどを見ていると売られ過ぎ感があるので、このショックを乗り切ったあとの実体性が市場に認知されてくるとまた変わってくるのかもしれません。

引き続きこちらも定期的に積み上げていこうと思います。

SPYDの配当金・分配金・信託報酬

基準株価を2019/09/27の$37.89とすると直近1年間の分配金は$1.69程度ですから分配金利回りは4.47%とかなり良いです。

2015年から起算した利回りの推移でも、平均分配金利回りは4.52%と安定した分配金を実現しています。

信託報酬は年0.07%とかなり安く低コストで投資ができることが知られています。

因みに、2020年3月時点でのコロナショックによって経済指数は軒並み低下し、SPYDもその例に漏れず下落した結果、$23.5まで下落した現在の分配金利回りはなんと6.82%です。

日本たばこ産業(JT)に匹敵するレベルの高い分配金利回りとなっていますね。

もちろん、すべて配当利回りが高い銘柄だけでポートフォリオを組んでいると、減配・無配が生じたときに途轍もないダメージを負うことになります。

しかし、世界をリードする米国の安定したETFであれば長期的な成長は十分見込まれ、今後生じるであろう景気後退局面でもディフェンシブ性を発揮する期待があります。

暴落のときには誰しもがキャッシュポジションを厚く持ちたくなる気持ちになります。どこまで下げるかわかりませんからね。

しかしSPYDは上記のような安定性があり、暴落局面でも配当金アップのチャンスとなる銘柄と言えそうです。

まとめ 暴落時も含めて個別株のリスクをETFで補っていく

私は、日本株においては個別株投資をするようにしていますが、外国株は高配当株ETFで投資しているのが現状です。

先述の3つの有名な高配当株ETFでは、

・SPYD:不動産・公共事業にやや偏りはあるが信託報酬も安く現時点では安定した分配金あり

・VYM:金融セクターを重視している

・HDV:エネルギーセクター・生活必需品・ヘルスケアで大部分を構成する一般的な高配当株だが信託報酬は最安ではない

という特徴がありそうです。

高配当株マニアの方々がSPYDを選好することも多いようで、個別株だけでリスクを負うのがあまり好きではない私にとってもSPYDは良い選択肢になりそうです。

配当利回りも良いですが、パフォーマンスも決して悪くありません。

他のETFも興味はありますが、3つを同時に入れるのも変な感じですので、私はこれからもSPYDを下落したときに買い足すシンプルな戦略をとりたいと思っております。

現状ではあまり方向感のない動き方をしているので、チャンスはありそうですね。

日本株だと年2回(中間・期末)の配当が多いです。その一方で、高配当株投資戦略の重要な役割を果たす外国株ETFでは1年間に4回の配当がありますから、これらを組み入れることで安定的な配当収入基盤を作ることができるはずです。

個別株を十分に吟味するような時間がない私でも、きちんとルールを決めて買い足していくことで年4回の配当を得られるのでありがたいですね。

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Zen

4,000万円の負債を背負い、日々労働に明け暮れる薄給内科医です。 私を迷うことなく選んでくれた妻と一緒に、経済的自由を目指します。 とりあえず身体を壊さないように30代で5,000万円の金融資産を作ります! 経済的自由を得るまでの道のりを記録していきます。 最後に全員を幸せにして笑って生活するのが夢です。 応援よろしくお願いします(´ー`)

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